レンズの違い Part2
皆様は中近両用レンズをご存知でしょうか。
「遠近両用レンズと何が違うの?」「どんな時に使えるの?」という疑問があるかもしれません。
今回はそんな中近両用レンズについてお話しさせていただきます。
中近両用レンズとは?
中近両用レンズとは、その名の通り中距離と近距離を見るためのレンズです。
スマートホンや本を見る手元(約30㎝)から、室内を見渡すくらいの距離(4mくらいまで)が見やすくなります。
反面、外の景色のような遠くを見ようとするとはっきりしないという特徴があります。
遠近両用レンズとの違いは?
遠近両用レンズは近距離から遠距離まで全て見ることができる反面、
近距離~中距離の視野が狭くなるという特徴があります。
これに対して中近両用レンズは近距離から中距離を見ることに特化しているため、
遠近両用レンズよりも近距離~中距離の視野が広く、歪みが少なめになります。
中近両用レンズを作る時の注意点
中近両用レンズを作る際、レンズの度数を補正する必要があります。
この補正値は、中距離を見る時どのくらい遠くを見たいかによって変化します。
当店の取り扱いレンズではこの補正値が5段階に分けられます。
この補正値分度数が弱くなる形になります。
例えば、デスクワークでパソコンを見るシーンで使いたい場合は、①や②、
テレビや室内を見るシーンが多い場合は③や④がオススメです。
中近両用レンズを使えるシーンは?
中近両用レンズは主に室内での作業をする時に使えるレンズです。
例えばパソコンで作業をしたり、リビングでテレビを見たり、家事をしたりするシーンで活躍します。
一方車の運転や旅行で遠くを見るシーンでは遠近両用レンズの方がオススメです。
遠くまで見たい!という場合は遠近両用レンズも作って、シーンに合わせて使い分けるのも良いかもしれませんね。
いかがでしたでしょうか。
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