眼鏡フレームの素材について

いつもお世話になります!めがね横丁です。
「似合う眼鏡の選び方」「メガネの形」に続いて「フレームの素材」について記事にしていきます。

 
メタル系orプラスチック系

フレームの素材は一般的にメタル系とプラスチック系に分かれます。(天然素材物など特殊なものもあるようですが)
それぞれの素材によってフレームの印象が変わり、掛けた時の印象、掛け心地、肌への当たり、重さの感じ方などにも影響する点です。
 
また一言でメタル、プラスチック、といってもその中にいくつかの分類があります。
フロントはメタル、テンプルはプラスチック(その逆もあります)、などもありますので、特徴を知っていただければ幸いです!
 

メタル

チタン

軽く、強度・耐久性に優れた素材です。光沢に高級感があり、錆びにくいという特徴があります。
また皮膚のかぶれが起きにくい素材のため、金属アレルギーのお客様でも安心してお使いいただけます。※絶対にアレルギーを起こさないというわけではありませんが、一般的な金属より可能性はかなり低くなります。

 

βチタン

約70%がチタンで出来たチタン合金のことを言います。
チタンの軽さや強度、錆びにくさを持ちながらチタンよりもさらに強度に優れており、高負荷に対して復元力が高い(大きく曲げてもしなりが利き元の形に戻る、弾力性が高い)です。
そのバネ性を活かしてテンプルに使われることが多く、着用感としても掛け心地が柔らかくあたります。

 

ニッケル合金

ニッケル(耐腐食性が最大の特徴)に加え、加工性や耐熱性などが高い金属を合金した材料のうち、ニッケル成分比が50%を超えるものと言うそうです。
チタンなどに比べると重たいものの、眼鏡に使われるニッケル合金は加工性が高く、複雑な造形に向いている素材です。
安価なフレームに使われがちですが、細かな加工のしやすさから高価なフレームでもあえてニッケル合金を使用するということもあるようです。

 

NT合金

ニッケルとチタンが半々の割合からなる合金で、復元性が高く型崩れなどもしいにくい素材です。
ニッケルが含まれるため、純チタンなどと比べると少し重たくなります。
βチタンと同じくテンプルに使用されることが多く、変形させたものが元の形状に戻る様から「形状記憶合金」と呼ばれています。

 

ステンレス

鉄、クロム、ニッケルから構成される合金です。
ステンレス(stanless)は「錆びない」という意味だそうで、その名の通り錆びにくい素材となります。
板状のフロントや弾力を活かしてテンプルに用いたりと、幅広く使われます。

 

 

プラスチック(+樹脂)

セルロイド

衝撃に強く、硬質な素材のため型崩れが起こりにくい素材です。また、透明感のある仕上がりになるのも特徴です。
独特な光沢があり、質感にこだわった商品に使用されることが多い素材です。長期間使用することで独特な艶が出たり白濁することがあり、経年劣化による色味を楽しむことが出来ます。
※可燃性の高い素材で扱いが難しいため、現在ではあまり使用されていないようです。一部の職人の方などが眼鏡フレームを制作されています。

 

アセテート

以前はプラスチック素材と言えばセルロイドが主流でしたが、燃えやすく危ないため現在は燃えにくいアセテートが一般的です。
セルロイドよりも更に透明感が強く鮮やかな発色を持つ素材です。
天然由来のプラスチック素材であるため紫外線での経年劣化が起こりづらい、柔らかさから調整がしやすいのも特徴です。
※セルロイドに比べ柔らかい素材のため、型崩れに注意が必要です。
  
メタルフレームでもモダン(耳に当たる部分)に使われることが多いです。

 

PPSU(樹脂)

高い耐衝撃性や曲げ強度に加え、鮮やかな発色を持つ素材です。
非常に高い弾力性と復元力に優れているため、フレームを薄く作ることができるのも特徴です。(=より軽く作れる)

 

TR-90(樹脂)

軽量で弾力性と復元力があり、素材自体の透明度が高く着色がしやすい特徴があります。
元々医療用に開発された素材のため、安全性が非常に高いのもポイントです。

 

ウルテム(樹脂)

踏んだりぶつけたりしても壊れにくい耐久性・安全性があり、柔軟かつ軽量で、快適な着用感のある素材です。TR-90より細かく製造することが可能で、エッジの利いたデザインも多いです。
素材の強度から、型崩れがしにくい素材です。
 

 

ここに書いていない素材のものもありますが、メジャーなものだとこの辺になるかと思います。
当店に限らずいろいろなお店で購入する際の参考になりましたら幸いです!

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